忘年会が重なってくると、
気になるのがアルコールの飲みすぎや食べ過ぎ。
居酒屋ではたくさんの味付けの濃いメニューや、
から揚げなどの脂っこいメニューばかりになります。
おいしいのでたくさん食べたくなるのですが、
脂質のとりすぎは健康を考えると良くないですよね。
そして、もっといえば、
酸化してしまった油で揚げている揚げ物は、
ガンや老化のリスクが高いそうなので、できるだけ避けたいところです。
でも飲食店では、酸化していない新鮮な油をつかっているのかどうか
わかりませんよね・・・
◆油の酸化、直射日光は避けて保存しよう!
例えば、開封して使い始めたサラダ油の賞味期限は~1~2か月です。
これはあくまで賞味期限ですが、
油の酸化について、実験されている方がいました。
それによると、開封してから冷暗所においておけば、ほとんど酸化は進まないようです。
ただし、直射日光にあたると、酸化が急激にすすむんだとか。
つまり、冷暗所に置いておく分にはほとんど問題ないということですね。
◆調理の過程で酸化する油と、それによる老化・ガンのリスク
どんなに新鮮な油をつかっても、残念ながら、
調理するときの熱で酸化が進むことがあるようです。
とくに、揚げ物をする際に高温で調理すると、過酸化脂質となって
活性酸素を生成し、これを摂取することで老化やガンの原因にもなるので注意です。
ほかにも、高脂血症、高血圧、皮膚のシミ、白内障、認知症なども
過酸化脂質による影響とも言われています。
◆酸化に強い油はないの?
調理の熱で酸化してしまう油ですが、その耐熱温度は油の種類によってまちまち。
たとえば、理想の調理温度は
・から揚げ180℃
・てんぷら170~180℃
といわれていますが、180℃まで酸化しないといわれる油は少数です。
・オリーブオイル
・ごま油
・アマニ油
・なたね油
・グレープシードオイル…
様々な油がありますが、どれも~160℃で酸化してしまうそうです。
そんななかでも、ココナッツオイルは、180℃まで酸化しない
といわれています。
さらに、ビタミンEが多く含まれているため、抗酸化作用が他のオイルよりも優れています。
ビタミンEの含有量が多い油としては、他にも
大豆油やコーン油、綿実油、菜種油がありますが、
加熱による酸化耐性がココナッツオイルが魅力ですね。
◆ココナッツオイルで揚げ物
私の父親も、揚げ物がとっても大好きで、
夕食のメニューが揚げ物になる率は高かったように思います。
なので、オイルポットにはだいたい使いまわしの油が入っていて
再利用されていました。
新しい油で揚げるより美味しいといって、父親が好んでいたのを覚えています。
家族の健康を気遣うと、できるだけ体に良いものを食べてもらいたいと
考えるところ。
こういったことを考えると、揚げ物のときだけでも
ココナッツオイルを使用するのがおすすめかもしれません。
ココナッツオイルでの揚げ物は、口コミでは
「カリッと仕上がる」
「冷めてももったりしなかった」
「食べても胃のもたつきがない」
といわれています。
でも、やっぱり揚げ物をたくさん食べることは望ましくないですよね。
食べすぎにはご注意ください!
それでは、また!
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